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メンバーに信頼される秘訣とは? 常務・後藤の“人対人”で向き合うチームづくり

こんにちは!ASUE株式会社・広報のN村です。お久しぶりの採用ブログです。

人気企画(だと信じている)社員インタビューの一環として、今回はASUE常務の後藤に話を聞いてみました。

イケダ

インタビュアーはわたし、イケダが担当します!

先日、後藤の誕生日会で、後藤のメンバーとの関わり方が話題になったそうで(※N村は自由参加のため欠席しており、伝聞形)。イケダ曰く、その際に「後藤さんがメンバーの一人ひとりと真剣に向き合っていて、すごく信頼されてるんだな。」と感じたとのこと。

そこから、後藤の大切にしている価値観や仕事への向き合い方、人柄を社内メンバーだけじゃなく、ASUEに興味を持ってくれている人にもぜひ知ってほしい!と思って、今回のインタビューを企画しました。

記事を通じて、常務・後藤の魅力やASUEってどんな会社なの?というところが少しでも伝わったら嬉しいです!

「この写真を撮った日は目が充血していたから、そろそろ写真を変えたい。」by 後藤

「成長」と「自由」を求めて

池田: 本日はありがとうございます。まずは後藤さんの社会人としてのスタートからお伺いします。新卒では建築資材の商社に入社されたそうですね。

後藤: そうだね。3年弱勤めました。福利厚生が手厚い会社で、特に家賃補助が9割も出たのは大きかった(笑)。仕事はルートセールスで、特に頑張らなくても目標を達成できてしまうような状況でした。

池田: 非常に恵まれた環境だったんですね。そこからなぜ転職を考えられたのでしょうか?

後藤: 楽な環境だったからこそ、危機感を覚えたんです。「前の人たちが作ったものに乗っかっているだけだな」と感じていましたし、平日は定時で帰ってジムに行き、土日はサーフィン…という生活を送る中で、「このままではまずい」と。学生時代から、当時流行っていたホリエモンやワタミの社長の本を読んで独立したいという願望が漠然とあったのも大きいですね。自分の力で何かを成し遂げたい、という思いが強くなっていきました。

池田: そこで、より厳しい環境を求めてWeb業界へ転職されたのですね。

後藤: ええ。「自分の力で売る」という感覚を求めて、あえて無形商材の営業を選びました。最初はピュアに「Webサイトを作ればお客さんは儲かる!」と信じていました。

池田: 実際に入社してみて、その思いは実現できましたか?

後藤: それが、大きな挫折になりました。初月に受注したお客様のサイトが公開されても、全く反響が出なかったんです。お客様のためになっている実感が持てなくなり、自信を失って一時期は全く売れなくなってしまいました。

インタビュアーの池田

池田: それは辛い経験ですね…。どのように乗り越えられたのですか?

後藤: まずは「自分のために成果を出す」。そのあと、どうすれば本当にお客様のためになれるかを考え、「一件の成約でサイト制作費をペイできるような、反響の出やすい業界を狙う」という戦略にシフトしたんです。例えば、注文住宅やリフォーム、製造業といった高単価の業界に絞って営業をかけることで、再び成果を出せるようになりました。

池田: なるほど、純粋な情熱だけでは続かないと知り、お客様に本質的な価値を届けるという戦略に切り替えた、と。その経験が今の経営者としての視点にも繋がっているのですね。その頃、安江さんと一緒に仕事をされていますが、どんなご関係でしたか?

後藤: 安江さんは他のディレクターと比べて柔軟性があったし、達成意欲も強かったのでやりやすかったですね。だから、ちょっと難易度が高い案件は安江さんにお願いすることが多かったです。彼ならなんとかしてくれるだろう、という信頼がありました。

池田: その頃からの信頼関係があり、後のASUEへの合流へつながったんですね。

後藤: そうですね。安江さんが独立して、僕も独立するか、転職して別のキャリアを築くことも検討していました。その中で何よりも「自由にやりたい」という気持ちが一番強かった。安江さんとなら上手くやっていけそうな気がして(笑)、ASUEの創業後少し経ってから合流を決めました。

オーダースーツを作ったのに生地が青すぎてほぼ1回きりで着なくなった若かりし日の後藤

メンバーと「人 対 人」で向き合う—— 常務としての役割

池田: 役員としての普段の業務について教えてください。役員としての戦略立案・実行や担当部署の監督などが主な業務かと思いますが、それ以外にはどのようなことをされているのでしょうか?

後藤: 役員としての仕事は、まさにその通りです。それに加えて、今もプレイヤーとして一社だけ担当しています。日々の報告や打ち合わせなど、このクライアントワークは業務の中でもそこそこ割合を占めていますね。

池田: 経営者でありながら、現場の最前線にも立たれているのですね。一方で、業務時間の多くをメンバーとの面談にも割かれています。誕生日会でのメッセージからも、メンバーから深く信頼されている様子が伝わってきましたが、面談で意識していることはありますか?

後藤: 大切にしていることが3つあります。

  • 1.ジャッジしない
  • 2.重要な二割を探す
  • 3.仕事の話だけをしない

池田:なるほど。それぞれどのような意図でしょうか?

後藤:例えば見た目や態度が怖い人、ちょっと怪しいなって思う話をする人。最初の印象だけで、「この人は怖い」「この人は合わない」って決めつけないようにしています。変なビジネスの話をされても、いつも通りフラットに接するようにしています。

池田言うのは簡単でも、なかなかできないことですよね、素敵です!他にはありますか?

後藤:多くの人は「ムダなことを、いかに効率良く終わらせるか」って考えがちだけど、面談では、その人がやると一番成果が出そうなこと —— その人にとっての「重要な二割」を一緒に見つけるようにしています。

池田:重要な二割。

後藤:うん。効率的なことじゃなくて、その人にとって効果的なこと・その人しかできないこと・その人のできる価値の高い仕事 —— それがなんなのかを考えるようにしています。仕事はその人の人生の一部でしかないから、面談では仕事の話で終わらせるんじゃなくて、一人の人として向き合うことを大切にしています。この考えは、後でお話しする「バランス」という価値観を意識し始めてから、より強くなりました。その人の人生全体を視野に入れることで、初めて本質的な対話ができると思っています。

池田: その姿勢が、メンバーが心を開いて相談できる環境を作っているのですね。

後藤: 以前は「なぜ面談に話したいことを持ってこないんだ」と、相手に原因を求めていた時期もありました。でも、それでは何も生まれないことに気づき、「話せる環境をこっちが作るべきだ」と考えを改めて、最近は面談前にアンケートを取って、面談の時間が有意義なものになるように工夫しています。

「バランス」と「自由」、そしてそれを実現するための「成長」を大切にしています

仕事のスタイルや人生の重要な選択は、その人が持つ個人の価値観に大きく影響されます。後藤のこれまでのキャリアやリーダーシップもまた、彼が大切にする核心的な価値観から生まれています。このセクションでは、彼の行動原理となっている3つのキーワードを軸に、その人となりと学びの源泉に迫ります。

池田: 最後に、後藤さんが個人として大切にしている価値観についてお聞かせください。

後藤: 突き詰めると、3つのキーワードになりますね。自由成長、そしてバランスです。

池田:それぞれ、どういうことか教えてください。まず「自由」から。

後藤:僕にとって自由とは「自分で選択しているという実感を持つこと」です。誰かに決められるのではなく、常に自分で道を選びたい。その思いが、ASUEに加わる選択に繋がりました。うちの親父は、新卒で入った会社で副社長まで勤め上げた、いわゆるプロパーなんです。それは本当にすごいことだと思うけれど、「俺にはできない」と思っていました。島耕作のように一つの組織で上り詰めていく生き方ではなく、自分で決められる環境を求めていたんです。

池田:続いて、「成長」はいかがでしょうか?

後藤:例えば、「三匹の子豚」の子豚だったとして、新卒で入社した会社は、ある程度快適な“木の家”のようなものでした。そこにずっといることもできたけど、僕はあえてその家を一度壊し、オオカミと戦える、より強固な“レンガの家”を建てる道を選びました。常に自分をアップデートし続けたいという気持ちが、僕の原動力ですね。

池田:新卒で入ったところが最初から“レンガの家”だったら、今ASUEにはいらっしゃらなかったかもしれませんね。最後に、「バランス」についてはいかがでしょうか。

後藤:「バランス」という言葉を聞くと、何かをセーブ(抑制)することや、時間を均等に割ることだと誤解されがちですが、私たちが目指すバランスはそうではありません。それは、人生における様々な「役割」の目標をすべて達成しようとすることです。

池田:「役割」というと、具体的には?

後藤:例えば、仕事の中での「プレイヤー」としてのポジションと、「マネージャー」としてのポジション。あるいは家庭での「父親」や「夫」としての役割、コミュニティの中の位置役割などですね。これらのそれぞれの目標を立てて、すべてに対して頑張る ことで、相乗効果じゃないですが、全体的なバランスが取れるという考え方です。何かに一つに振り切っているのは良くないんです。

池田:仕事だけでも複数の役割や目標にコミットする必要があるのですね。

後藤:はい。例えば、会社の目標とクライアントの目標は両方とも同じぐらいコミットしないといけない。クライアントの目標を達成することが、結果的に会社の目標設定につながるわけですから。会社の目標ばかり見ているとクライアントの目標を達成できませんし、自分だけの目標だと、他の目標が達成できない。すべてに対してちゃんと目標設定しとかないと、どこか一つに偏っちゃう。

池田:何かを諦めて調整するのではなく、すべてを手に入れようとする「欲張りさん」の姿勢ですね!

後藤:そうですね(笑)。バランスとは、仕事をセーブしてトントンにするのではなく、仕事もプライベートも両方充実している人間のことを指す、と考えています。100%を割り振るのではなく、仕事で100、プライベートで100を目指し、トータルで200や300を目指したい。すべてを充実させたいという、欲張りな考え方です(笑)。

池田:200や300を目指すとなると、なかなか今の馬力では足りない状態ですよね。

後藤:だからこそ、「バランス」と「自由」を実現するためには、「成長」が必要不可欠なんです。今の馬力では足りないから、常に自分をアップデートし続けないといけないし、短期的な思考だけでなく長期的な視点も大事で、何かに偏ってしまうのは良くないと考えています。

池田:仕事の目標が立てられなかったときに、「将来のビジョンで考えてみたら?」って、私生活も含めて話してくれるイメージがあるんですが、それはこの価値観から来てるんだなと感じました。

後藤:昔は「仕事でどう成果を出すか」「どう達成するか」といった、仕事にフォーカスして考えていた時期もありました。でも今は、その人に今必要だなと思うことを話すようにしていますね。仕事だけではなく、家庭や自分自身、他のコミュニティ と、すべてのエリアをバランスよく良くしていきたいと考えています。

人生には伸びしろしかない! 子育てを通して学んだこと

池田:後藤さんはご家族との時間も大切にされていて、休日もお子さんの野球に参加されていますよね。子育てを通して学んだことや、ご自身の成長を感じたことはありますか?

後藤:子どもが三人いるんだけど、野球で他の子たちを見ていても、「人って本当にそれぞれ違うな」って感じるんだよね。子育てをしていて、「間違い≠違い」って思うようになった。うちの三人の子どもを見ても、同じ親から生まれて、ほぼ同じ環境で育ってるのに性格も価値観も全然違う。だったら、違う家庭で育った人が違うのは当然だよなって、改めて気づかされた。

池田:チームのあり方を考える上でも役立ちそうな学びですね。

後藤:あとね、人の可能性って本当に無限大だなって思うんだよね。土日に野球ばっかり見てる子たちが、ものすごい勢いで成長していくの。人間的にも、最初は「おはよう」って声をかけても無視してたような子が、自分から挨拶してくれるようになったりして。そういう姿を見てると、「人ってどんなふうにも変われるんだな」って思わされたな。

池田:素敵な考え方です。

後藤:子どもが入団したときに、俺もノックを受けたんだけど、エラーしたら先輩パパが「伸び代しかないなー」って言ってくれてさ。子どもだけじゃなく、40代の俺にもそう言ってくれたことで、「人の可能性って本当に無限大で、いつだって成長できるんだな」って感じたのがすごく印象に残っています。

「会社に関わるみんながハッピーになれるように」——五年後の目標

池田:最後に、五年後・十年後に目指したい姿を教えてください。まずは会社として。

後藤:会社は、やっぱりもっと大きくしていきたいと思ってます。でも、ただ規模を広げるだけじゃなくて、みんながハッピーになれるようにしたい。だから、年収とか待遇ももう少し良くしていきたいですね。

池田:ありがとうございます。では、個人としてはどうですか?

後藤:年齢を重ねるとさ、社会とか人に貢献したいって気持ちが自然と出てくるんだよね。自分にできることで、何かの役に立てたらいいなって思う。そのためにできることを増やしたいし、細かい目標もいろいろある。例えば……英語を今から勉強してみようかな、とか。

池田:良いですね! そこに付随して、年始の抱負に「新しい経験をする」って書かれていたんですが、今年した新しい体験を教えてください。

後藤:小さなことでも新しい経験になるから、たとえばコンビニや外食では新商品とか新メニューを選ぶようにしてる。あと、「記憶には感情が必要」って聞いたことがあって、日常的な良いことに感情を動かす訓練をしたいんだよね。だから、新しい映画やミュージカルも観てみたいです。

池田:ありがとうございました!いろんなことからいろんな学びを得て、今の後藤さんがあるんだなと感じました!

最後に:あなたもASUEで自由に成長しませんか?

常務・後藤のキャリアや考え方を通して、ASUEでの働き方について少しでもイメージが膨らんだでしょうか?

ASUEは、今回のインタビューで後藤さんが語ってくれた「自由」と「成長」の価値観が根付いている会社です。

  • 誰かに決められるのではなく、自分で選択したい
  • 現状に満足せず、常に自分をアップデートし続けたい

そんな思いを持っているあなたにとって、ASUEはまさにレンガの家を建てるための、最高の環境かもしれません。

後藤さんのように、仕事だけでなく、自分の人生全体を豊かにしたいと考えている方、ぜひ一度ASUEのメンバーと話してみませんか?

ASUEに興味を持ってくださった方はぜひご応募いただけますと幸いです!

この記事を書いた人はこちら

広報のN村

ASUE株式会社の広報担当・広報のN村。 2016年入社、制作課でコーディングを担当した後、広報に。会社ではトイレに行くたびにスクワットをしている。

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