Web広告初心者の大学生がGoogle広告の認定資格をとってみた話
はじめまして!
ASUEで3月からインターンシップをしているカワサキです!
普段は名古屋で学校生活をエンジョイする文系大学生をしています。
今回は、Google広告の認定資格について、Web広告の世界に足を踏み入れたばかりの私の経験談とともにお届けします。
何も分からないけどこれからWeb広告の勉強をがんばってみよう!と思っている方の手助けになれたら嬉しいです!
〇Google広告の認定資格とは?
まず、Google広告の認定資格ってなに?と思っている方に向けて超超超簡単な概要を説明します。
Google広告の認定資格とは、Google広告に関する基礎から上級レベルの知識を持っていることをGoogleが証明してくれる資格のことです。2023年4月現在で取得できる資格は、以下の11種類です。
・Google広告「検索広告」
・Google広告ディスプレイ
・Google広告動画
・ショッピング広告
・Google 広告アプリ
・Google 広告測定
・Google 広告「検索広告」プロフェッショナル
・Google 広告「ディスプレイ広告」プロフェッショナル
・Google 広告動画プロフェッショナル
・Google 広告クリエイティブ
・オフライン販売の促進
今回私が取得したのは、Google広告「検索広告」です。この資格は、アカウント構築の仕方や成果をあげるために広告をどう運用していくかについての専門知識があることを示してくれます。
具体的には、以下の4つの知識などが問われます。
・広告オークションの仕組み
・検索広告の構造
・入札方法
・キーワードのマッチタイプ
知識としては初歩的なもので、検索広告を運用していくにあたって無視できないものばかりです。Google広告運用を始めることを視野に入れている人は、ファーストステップとしてぜひ取得してみましょう!
初心者でも身につけやすい知識ばかりです!
〇Google広告「検索広告」ってどんな試験?
では、この試験が実際にどんな試験なのかを説明していきます。
この試験は、”無料”で”何度も”受験できるので、とりあえずチャレンジしてみることをおすすめします。また、資格は1年間で有効期限が切れてしまうので注意が必要です。だからこそ、継続的に資格を更新し続ければ最新の情報をもっていることを証明することができます。
〇実際にとってみた
それでは、私が実際にどうやって取得していったかを説明します。
勉強方法
まず勉強方法についてです。Google広告認定試験の勉強には、基本的にGoogleスキルショップのeラーニングコースを使います。
Googleスキルショップとは、Googleが提供する無料のオンライン学習ツールです。推定所要時間も記載されているので学習スケジュールも立てやすいです。そしてなにより正確で詳細な情報が載っています。そして、各セクションごとに理解度テストがついているため、知識のアウトプットも容易にできます。
スキルショップを使って勉強すれば合格できます!
また、分からない語句がでてきたらGoogleのヘルプページを確認しましょう。言い回しは少し難しいですが、何より避けなければいけないのは誤った情報を覚えてしまうことです。アップデートで変更されたことも、ヘルプページには確実に反映されています。
分からなくなったらGoogleに頼る!これ重要です!
私がやっていた流れは、
「①理解度チェックを受ける→②eラーニングコースを受講する→③本番の理解度テストを受ける」
というものです。
理解度チェックは、いわば模試です。本番さながらの状況で受けてみることで、対策しなければいけない問題に触れてみましょう。これに関しては、どんな問題が出題されるのか確認することが目的なので、合格するまで何度も受ける必要はありません。またこの時に、自分がつまづいたり、分からなかったりした語句や問題をメモしておくことをオススメします。後々の復習が楽になりますよ!
対策する先が見えたら知識の吸収を始めます。eラーニングコースを受講してみましょう。先述の通り、このコースには各セクションごとに理解度テストがついています。逐一復習して効率的に勉強をすることができます。
そして、ついに本番の理解度テストを受験します。正答率80%が合格ラインです。不合格になってしまった場合でも、24時間後にはもう一度チャレンジすることができます!なので、安心して勉強した知識を存分に発揮してください!
勉強時間
次に勉強時間についてですが、私の場合は合計約1日で合格することができました。元々インターン業務の中でリスティング広告の基礎知識を学んでいたこともありますが、Googleスキルショップも理解しやすい構造になっているので効率的に勉強すれば、初心者でも3日もあれば十分取得可能でしょう。
個人的難しかったポイント
テストを受けてみて、難しいなと思ったポイントが3点ありましたので紹介していきます。
1. 単純な知識だけでは追いつけない!
このテストでは、もちろん知識単体を問われる問題もありますが、「この状況ではどうするのが正解?」といったような実際の場面を想定した問題も出題されます。このような問題が出されてしまうと単純な知識だけでは対処できません。「A=B」ということだけを覚えるのではなく、「A=BだからCにつながる」というように想像力を働かせながら勉強していくとよいと思います。
また、知識を問われる問題でも一筋縄ではいかない問題もあります。そのシステムがどういう内容なのか以外にも、それがどういうメリットにつながるのかということも知っておくとよいでしょう。
一つ学んだらそれに対応する+αの情報も一緒に学ぶといいです!
2. イメージが掴みづらい部分がある
勉強していくにあたって、Google検索広告の便利なツールを学んでいくことになります。もちろんGoogleスキルショップで詳細な情報を得ることはできますが、人によってはいまいちイメージが掴みにくい部分もあると思います。そのような場合は、Google広告の実際の管理画面を見ながら理解していくと定着しやすいです。
私は、パフォーマンスプランナーの学習の際につまづいてしまったので、広告管理画面を見ながら理解していきました。
もし、広告管理画面を確認できる状況にあるのでしたら、実際にはどのようにツールが動いているのかをチェックしてみてください。
3. 受けた問題のフィードバックがない
この試験は、自分がどの問題を正解してどの問題を間違えたのかについてのフィードバックが存在しません。また、試験の内容を複写・複製することも免責事項で禁止されているので、スクリーンショットやコピーペーストで問題を控えておくこともできません。この点に対する解決策は思いつきませんでしたが、解くうえで自分がひっかかった項目をできる限り記憶しておいて、もし不合格になってしまった際にすぐに復習するようにしましょう。
1回不合格になってこれが一番キツかったです…。
〇最後に
今回は、Google検索広告の認定資格について私の経験談を踏まえながら紹介しました。Google広告の認定資格を取得するということは、そこまで難易度の高いことではありません。問われる問題も検索広告を運用していくにあたって知っておかなければいけないことばかりです。そして、この資格を取得することで身につけた知識は、今後業務をしていくにあたって大きく役に立ちます。Web広告運用者への第一歩として資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人はこちら
カワサキ
現在ASUE株式会社Webマーケティング課でインターン中の大学生。