挑戦して良かった!仕事のイメージが持てなかったわたしのASUE長期インターン

こんにちは!ASUEインターン生のK藤です!
「最後の仕事、何やりたい?」と聞かれ、採用ブログを書いてみたいです!と言ったものの……

(……退職日までに書き終わるだろうか……!?)
なんとか間に合わせるべく、目にもとまらぬ速さでこれを書いています。

なんだ、このタイピングは……!速すぎて止まってる……!?

ありがとうございます。
さて、こんなわたしでも(なんとか)1年近く、長期インターンを続けられました。
これを読んでくれている優しいみなさんは、長期インターンに対してさまざまな気持ちを持っていることでしょう。
- 長期インターンやってみたい!
- 長期インターンってなんだろう?
- 長期インターン?やらないよ!
- K藤の採用ブログ、最終出社日に間に合ったのかなあ
- おなかすいたなあ
どんな目線でもいいので、ぜひ最後まで読んでもらえたら嬉しいです!

なまえ:K藤
出身 :あいちけん
しゅみ:さんぽ
なやみ:夏になると家でカエルと遭遇すること
そもそも、なぜ長期インターン?
長期インターンに挑戦しようと思った理由は2つあります。
- ガクチカ作り
- マーケティングに興味があり、実際に合うかどうか知りたかった
理由(1) ガクチカ作り
1,2年生のころから、「就活の早期化」「ガクチカ」などを耳にする中で、未知の「就活」に対する漠然とした焦りが募っていました。

ドキドキ……とりあえずなんかやらなきゃ……
アルバイトをしたり、サークルに入ったりしても、いつも「これでいいのかな」「なにか将来に繋がることをやるべきでは?」という気持ちがつきまとっていました。
そのころ、長期インターンの存在を知りました。
既に就活を終えた友達(当時は神に見えた)が、長期インターンはいかに魅力的か、いかにガクチカとして強いか、こんこんと語るのを聞いて、次第に長期インターンをやってみたくなってきました。

長期インターンはいい経験になるよ!

そうなんだ!やるやる!

(知的な言葉で長期インターンの説明をしてくれる)

Zzz……やるやる……Zzz……
理由(2) マーケティングの仕事が自分に合うか知りたかった
2つめの理由は、昔NHKで見たCM制作の番組をきっかけに、広告制作の仕事への興味を持っていたからです。大学で広告とは無関係の学部に進んでからも、人の無意識に対して作用するものへの興味はなくなりませんでした。
わたしの発想力の高さや人への関心の強さはマーケティングに向いているのではないか、このまま専門を活かした研究開発職に進んだらもう検証するチャンスがないのではないか、そう思ってインターンへの挑戦を決意しました。

ニンゲン……スキ……
ASUEに応募するまで
家が名古屋から遠いことや出勤可能日数の少なさもあって、応募資格のある会社を探すだけで大変でしたが、なんとか見つけた2社にとりあえず応募。1社目は落ち、2社目は営業業務以外は結果を出さないとできないと聞き、選考を辞退しました。

今思えば、「ここが良い!」と思える会社を見つけられず、不安なまま応募していたので、うまくいかなかったのだと思います。

そんなこともあるよね。
そんな中で見つけたのが、ASUEでした。採用ブログを見て、率直さや雰囲気のよさに惹かれました。
↓↓↓K藤の応募の決め手となった記事はコチラ↓↓↓
既に4年生の4月。時間的猶予もこれ以上の会社もないと思い、「ダメなら長期インターンを諦めよう」と決めて、ASUEに応募しました。
緊張の選考:一次面接
一次の「カジュアル面談」では、リモートでざっくばらんに会話する形式で、アカウントプランニング(営業)課の社員のI藤さんと話しました。I藤さんとは、この業界では珍しく理系という共通点があったので、落ち着いて話すことができました。

僕らもK藤さんのことを一緒に働きたい人か見るので、K藤さんも僕らと一緒に働きたいか見定めてくださいね。
面談の初めにそう言われ、学生でも対等に話をしてくれるんだと思いました。当時のわたしは、採用面接=「働きたい気持ちの強さを訴えるだけ」だと思っていたので、「K藤自身が決めるんだよ」と言われたようで、ドキッとしました。
印象的なのは、面接終盤。

K藤さんに次の選考に進んでほしいと思っているんだけど……あともうひと押し、がむしゃらに頑張ったようなガッツあるエピソードってないですか?

はい!(ええ~?弱ったな…)
えっと、バイトで人間関係がうまくいかなかったときに……
授業のグループワークで……

もうひと押しほしい!

あ、はい、さっきのエピソードで、実はこんなことも同時にあって本当に大変で、でもこうやって乗り越えようと……

まだいける!もっとある!!!いけーーーー!!!

うおおおおおおお!!!!
※実際の面接からは大きく誇張した表現となっております
はじめて面接が楽しいと思えたし、ちょっと自分を出せたような気がして、落ちても悔いはないと思いました。
緊張の選考:二次面接
5月、無事二次面接に進んだわたしは面接1時間前から久屋大通駅のスタバでクールにコーヒーを飲んでい(るようで、実際は緊張と苦さで喉を通りませんで)した。
「受かったら毎週ここでスタバを飲むんだ……!(志望動機を聞かれたら、理念と絡めて答えるんだ……!)」と思いながら、必死でASUEのWebサイトを目に焼き付けました。
——そして運命の1時間後、移転したてでピカピカのASUE株式会社の門を叩きました(実際はエレベーターに乗っただけ)。

移転から1年経ちましたが、まだまだピカピカです!
4Fで社員さんが綺麗な部屋に通してくれました。部屋はエアコンが効いておらず、オフィスの爽やかな雰囲気とは裏腹にとても蒸し暑かったです。せめて面接開始までに汗を止めようと、必死で心頭滅却していると、誰かが入ってきました。ちょっと強面で、手には小さな”いろはす”。

コレ、アゲル

あ、ありがとうございます……
男は、G藤と名乗りました。

てか、この部屋暑くない?(笑)

あ、
(心の声:暑い!!……でも、正直にエアコンを希望したら印象が悪いのでは……?)
普通です……

あ、そう?
自己紹介を済ませ、面接は順風満帆に始まった——はずでした。

じゃあ、まず志望動機をお願いします。

は、はい!わたくしは、前から長期インターンをやってみたいと思ってたら、ちょうど通える距離に御社があって~~~
(御社の社名にもなっている「明日へ進み続ける」という理念に共感し~~~)
なぜか、用意していたことと全く違う言葉が、口から出ていきます。わたしは静かにパニックに陥りました。

(なんとか軌道修正しないと…)
あ、いえ、やっぱりその「明日へ」という社名がですね、なんかいいなあ、「明日へ」っていいなあ、なんて思いましてね、へっへっへ…

はあ。
修正するどころか悪化したーーーーーーーっ!!
その後もいくつか一般的な質問をされましたが、パニックに陥ったわたしの受け答えは、全部こんな調子でした。

……こっちからの質問はこれくらいだけど……なんか聞きたいことある?

(ここで取り返すしかない!たくさん質問してなんとかG藤さんに好印象を残さなくては!)え、えーと、営業で一番大変だったご経験をお聞きしたいです。

あれはまだ恐竜がいたころだったかな……

(さすが、経験豊富だなあ……)
※実際の面接からは大きく誇張した表現となっております
終わった。絶対不合格だ。
さようなら、久屋大通。さようなら、ピカピカのオフィス。
わたしはトボトボと田舎に帰っていった———
はずが、なぜか合格。こうして、わたしはめでたくASUEのインターン生となったのです。
入社後:ASUEでの日々

入社後、わたしはインターン生として、アカウントプランニング課に配属されました。取り組んだ仕事は以下の通りです。
5月末 | 入社 |
6月 | テレアポ |
9月 | ホワイトペーパー作成 |
11月 | クライアントの分析 |
12月 | お休み |
2月 | クライアントの分析 |
3月 | ホワイトペーパー作成 |
4月 | 採用ブログ(このページ)作成 |
テレアポ
- 法人向けに新サービスの紹介
- 商談のアポイントメント
こちらについては同じく長期インターン生のミズノさんのブログでも書かれているので、ぜひご覧ください!
クライアントの分析
- 3C分析
- カスタマージャーニーの作成
- 施策のアイデア出し
- 費用面の調査 など
クライアントに対してどのような提案をすべきか考えるための3C分析(市場分析・競合分析・自社(=クライアント)分析)や、カスタマージャーニーの作成、施策のアイデア出し、費用面の調査などを行いました。

業務でやることは予めよく勉強したつもりでしたが、実際に使いこなすのは難しく、時間がかかりました。また、クライアントの商材について毎回イチから勉強し分析まで行うのは、楽しさもありましたがとても大変で、仕事のハードさとやりがいを同時に実感しました。

知らなかったことを短期集中で深く知ることができるのは、楽しかったです!
また、自分に馴染みのない市場だと、それまでできていた「根拠とセットで考える」ことが抜け落ちてしまっていたことがありました。「自分はできている」「油断はしていない」と思い始めた矢先のことでした。
集中していると視野が狭まり、いつもできていることができないことがあると自覚する機会となり、自分の財産になったと感じています。
入社後:個人的によかった社内制度
社員総会
社員総会は年に2回、業績の振り返りなどの情報共有や、社員の交流を目的に開催されます。
入社1か月後に社員総会がありましたが、当時はテレアポ担当でシフトが少なかったのもありほとんど誰とも話したことがなく、参加するのは不安でした。

(う、レクリエーション……浮くかもしれないけどせっかく誘っていただいているし、せっかくだから途中まで参加しよう!)
ですが、部署の垣根を超えていろんな人と交流でき、仕事についての話もいろいろ伺うことができたので、とても勉強になりました。例えば、レクリエーションでのチームに、扱っていたテレアポ商材にとても詳しい方もいて話を伺うことができたので、その後のやりがいや実務にもつながりました。他にも、理念や業績の推移などを詳しく聞くことができ、自分がやっていることがどう役立っているのか、どのように仕事に向き合うべきか考える機会となり、その後のモチベーションにもつながりました。レクリエーションや食事もあり、とても楽しく過ごすことができました。

最後まで参加すればよかったなあ(帰り道、もらった景品を手にしながら)
でらマーケ勉強会
- 「東海地方のデジタルマーケティングを盛り上げたい!」という想いでASUEが主催するイベント
- 「地方×マーケ×キャリア」がコンセプト
- 毎回豪華ゲスト講師をお呼びしている
- 懇親会あり
ASUE創業時、社長ヤスエが「東海地方のデジタルマーケティングを盛り上げたい!」と感じたことを機に、始めたイベントです。
毎回、マーケティング界隈では著名な方の経験やノウハウなどとても有益なお話を伺えます。懇親会もあり、ASUE以外のマーケティングに関わる方とも交流できました。
一度、講師の方に手を挙げて質問したことがあります。挑戦したい性格なのに勇気がないわたしには、貴重な機会でした。
緊張しましたが、講師の方が優しく、将来へのアドバイスをくださったことが大切な思い出です。各分野で働く方に考えを話したり、応援やアドバイスをいただいて、自分のキャリアについて高い解像度で考えられるようになりました。
業務で培った知識はどう活きるのか、これからの自分のキャリアはこれでいいのか、改めて向き合うきっかけとなり、参加してよかったなと思います。(ちなみに、参加費を払えば一般の方も参加可能です!)
お誕生日お祝い制度
- 誕生日のメンバーがいる月にケーキなどを買ってお祝いする制度
- 現在、4月と6月生まれがいない
インターン生である自分の誕生日までお祝いしてもらえて、嬉しい思い出です。

これがあるから頑張れたと言っても過言ではありません。

(過言じゃないかなぁ…)
お昼休みの二部制

- 前半と後半の2つの時間帯から昼休憩を選択可能
- 前半
- 後半
仕事の進捗状況などにあわせて、基本的に自由に選択することができます。
ちなみに、こんなに柔軟な制度なのに、後半の時間を13:30~14:30だと勘違いしたことがあります。

ふう、お昼ご飯食べるぞ~…って、あれ、なんか急にフロアが静かに……(オフィスに響くみんなのタイピング音)



入社後:心境変化やギャップ
(1) 大学との両立は難しかった
平日の一部をASUE、土日を大学に充てれば、インターンと大学を両立できると考えていましたが、大学との往復や勉強は、想定以上に両立が大変でした。特に、院試や卒論の時期にはかなりお休みを頂き、自分の中で反省しています。
これまで良くも悪くも自分が向こう見ずでも良いと考えていました。ですが、ASUEでの経験を通して、全体にとって良い方向に向かえるように変わりたいと思うようになりました。

理系4年がインターンできてるだけでも奇跡。そもそも学生の本分は学業なので、仕方ないんやで。
(2) 影響力も仕事のうちだと感じた
どうしたらASUEに少しでもメリットを与えられるだろう、と考える機会が多くありました。
仕事の結果には、売り上げを上げるようなわかりやすいものだけでなく、周りに良い影響を及ぼすこと——つまり、目に見えない貢献も含まれることに気づきました。
それまでは「内向的で、会社に貢献しにくい」と思っていましたが、誰しも「いる」だけで影響力を持っていて、その影響力の使い方を含めたすべても仕事の結果になりうると考えるようになりました。

K藤さん、トークスクリプトをA4で刷っておいたよ~

A4は、えぇよん…!(ありがとうございます!)
(3) 仕事や責任について考えた
前のわたしは、「仕事」に対するイメージが湧かず、どう働きたい? なんのための就活?という問いにピンと来ませんでした。
しかし、インターンで「時給分の働きができているのか?」をよく考えたことで、「会社と社員は互いに責任を果たしている」という自分なりの考えを持てるようになりました。
アルバイトは、別の本業(ex.学生)があり、足りないお金のぶんだけ働きます。一方、社員は1日8時間、起きている時間の多くを会社に使います。普段、1日8時間も勉強していないわたしは、たくさんの人とともに満員電車に押し込まれながら、毎日こう思いました。

(通勤だけで大変なのに、それを週5日、何十年もやる人がいるんだ……社会人ってすごい……!!)
働くって大変だし、きっと行きたくない日もあるだろうに、みんな頑張っているんだなと思いました。(まだ押し込まれながら)
やる気に満ちていたり、本当は他の会社が良かったのに!と思ったり、社会人のスタートの形も、その後の過程もさまざまだと思います。それでも、みんな同じように、仕事にするからには責任を持って毎日働き、多くの時間を会社のために使うのでしょう。
だから会社は、従業員がくれた時間を少しでもよいものにできるように毎月のお給料やボーナス、福利厚生などを用意して、責任で応えるんだなと思いました。
学生は自分のために際限なく時間を持てます。(わたしの場合)
でも、社会人になったら、思い通りにいかなかったり、やりたいようにやれないことも含めて自分の成果を作っていかねばなりません。きっと、それが社会人の責任なんだと思います。
だから、どこで働くにしても、「この会社でやっていくんだ!」と覚悟を持てるところに入社すること——それがわたしの就活生としての責任なんだ、と今では思っています。
インターン卒業を決めた理由
ASUEのみなさんの、自分の本分(仕事)に対して責任ある働き方を見て、わたしも自分の本分(大学の勉強)への責任を果たそうと思い、インターンの卒業を決めました。
自分の一番大事な責任をおざなりにして社会人になっても、ASUEのみなさんと肩を並べることができないと思います。
一つのことに向き合うのは、今のわたしにとってはまだ大変ですが、責任感のある社会人になるために、頑張ります!
(決意を新たに、入社時より少したくましい背中で歩いていくK藤)
(ケーキやご馳走を蓄えて、肉体的にもちょっとたくましくなったね)

ASUEのおかげかは分かりませんが、この1年で身長が6ミリ伸びたんですよ!

視座も6ミリ高くなったかも、ね……
まとめ
インターンをやってみてよかったこと
- どう働きたいか、どう生きていきたいかわかったこと
- 大学との両立、物事への向き合い方についての甘い考えに気づけたこと
ASUEでのインターンを考えている方へ
ASUEは、向上心のある先輩や同期に囲まれて働くことができ、「成長を阻まれない環境を求めている人」そして「やりたいことが明確にある人」には、おすすめな会社です。
だからこそ、応募前に「やりたいことはなにか」「それはASUEでできるのか」、考えてみてください。立ち止まってよく考えた結果がインターン応募でなくとも、その過程は人生の糧になるだろう、とわたしは思います。

ASUEでは、現在インターン生、正社員の採用を行っています。ご興味のある方はぜひご応募をお待ちしております!
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ASUE株式会社採用担当
運用型広告(リスティング広告、SNS広告)の運用代行とWeb制作を行うASUE株式会社の採用担当です。 ASUE株式会社の採用についてのお知らせやインタビューを掲載します。