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フリーランスWebデザイナーから企業のWebディレクターになった社員が語る”企業で働くメリット”とは

こんにちは!
ASUE株式会社広報のN村です。

今回は今年ASUEに入社後、制作課でWebディレクターとしてご活躍中の佐藤さんにお話をうかがいました!

海釣りと麻雀、テ〇リス等のパズルゲームが大好きで、最近は減らしてるけど週に数回はラーメンを食べる!という佐藤さん。
いつも明るくてちょっと個性的な面もありますが(わたしはとても好き)、入社して即制作課だけでなく社内のムードメーカーです。

そんな佐藤さんはASUE入社前はフリーランスのWebデザイナーとして働いていらっしゃいました。会社員経験がない中、なぜ今ASUEに来たのかなど、とっても濃厚なお話が聴けたので、今後のキャリアについてお悩みのWebデザイナーの方など、ご一読いただければ嬉しいです。

フリーランスとしてのWeb制作――転職のきっかけは「大手企業のデザイン案件を請けたこと」

――まず、入社前の経歴を教えてください。

フリーランスでweb制作をしていました。
時々サイトをまるごと、ディレクションから受けることもありましたが、メインはWebデザイナーです。

――フリーランスで働く上で大変だったところはありますか?

働いている当時は当たり前にやるべきことだったので、特にフリーランスだから大変!とは思っていませんでしたが企業に入って会社員になって違うと感じたことは3つあります。

  1. 営業〜納品までの業務的なこと、確定申告などのお金の管理、得意先とお付き合いやご挨拶など、企業であれば、役割分担していることもすべて自分でやらなければいけなかったこと
  2. 個人事業主はフットワークの軽さが大切で、24時間365日の対応が基本なので、仕事とプライベートでオンオフがない状態がデフォルトだったこと
  3. 継続的に仕事をもらったり、よい仕事をするフリーランスという紹介をしてもらうために、依頼主の要望プラスアルファを心がける必要があり、期待値を超えなければ「速攻で切られる&代わりはいくらでもいる」という条件だったため、ギリギリの状態だったこと

――全て一人で、というところが大変だろうなと思ってましたが、残りの二つも大変ですね……。

そうですね、実際忙しいし大変でした(笑)

でも、これ自体に悪い面は(個人的には)全くなくて。
例えば、お金の管理から全て自分でやらなきゃいけないから、どういうポジションの人の大変さも想像ができるようになったし、オンオフがない状態だったおかげで常にアンテナを張れる能力も身についたし、フリーランスはすぐ切れる……みたいな厳しい条件だったからこそ、一緒に働きたい!と思ってもらえるような働き方を考える癖が身についたと思っています。

――基本的には会社員として働いた後にフリーランスとして独立……という人が多いと思いますが、今あえて会社員になることを決意した理由はなんですか?

きっかけは、何年も頑張っていたおかげか、大手企業のデザイン案件を個人宛でいただくようになったことです。

――えっ、それきっかけなんですか!?!?

もちろん、最初は嬉しかったし、楽しかったです。

ただ、それがきっかけで“デザインで食っていける”だけでは満足できなくなった――というか。Webデザイナーとしては食べていける状態でしたが、自分の次のステップを考えたときにフリーランスとして個人でやっていくことに限界を感じたんです。

フリーランスで大きい企業さんとお仕事をする場合、基本的には代理店や制作会社が入っていて、ある程度決まった状態でわたしの元に依頼がきます。

そんなときに感じたのが、

  • クライアントの要望を直に聞くことができない
  • 構成などに提案があってもクライアントまで届かない
  • クライアントから指名があっても政治的な理由で流れてしまうことがある

ということでした。

どれも、もっと商流の上から入れる立場であれば解決できたことなので、そのもどかしさに耐えられなくなり、もっとプロジェクトに深く入り込みたい気持ちから転職を決意しました。

応募の決め手は「成長の邪魔をされない環境だと感じた から――「組織の中でやっていけるかは不安でした(笑)」

――ASUEを知ったきっかけや、応募の決め手はなんでしたか?

ASUEを知ったきっかけは、転職を考えるようになって転職媒体で近辺のWeb制作を行っている会社を試しに見ていたときに見付けました。

元々フリーランス時代も、ASUEの本社がある久屋大通駅付近で働いていたので、おっ、と思って会社のサイトにいき、採用ブログやその他の採用コンテンツをいくつか見てみました。

読んでいて、この会社であれば成長の邪魔をされない環境で仕事ができる――と感じました。

変わることを恐れると、閉塞感や統制などが生まれがちですが、ASUEからはそういう空気を感じませんでした。
やりたい!と声を上げたときに、チャレンジをさせてもらえそうな環境に魅力を感じて、応募を決めました。

面接ではお互い腹を割って話ができた――「イチかバチかでの転職」

――面接で何か印象的だったことはありますか?

実は、会社員として働いた経験がほとんどないんです。結構前に一年くらいかな。フリーランスの方がずっと長くて。
だから、今まで経験の少ない”企業”という組織の一員としてやっていけるのかには少なからず不安はありました。

社長と常務と行った役員面接でも、組織の中でやっていけるタイプかどうか、というのはかなり気にされていました。

ただ、自分自身でもわからなかったので、正直に「わかりませんが、組織を知るところから始めて、頑張る所存です。」というスタンスで話しを進めていたら、常務の後藤に「まぁ、お互い入ってからしか実際のところはわからんよね、イチかバチか。」と言われました。

「え、イチかバチかで廃業して転職するの!?」と思いましたが(笑)
お互いどういうところに不安を抱えているのか、どういうところに期待をしているのか、みたいな部分を腹を割って裏表なく話ができたのがとても面白かったです。

好きなところは、「自分の持っている知識と技術のすべてが、武器にできるところ」

――次は業務について伺いたいと思います。仕事で好きなところはどこですか?

自分の持っている知識と技術のすべてが、武器にできるところです。
持っていれば持っているだけ、選択肢や提案力につながります。
今あるすべてのものを組み合わせて、1番よい状態(ゴール)へ持っていくというアタマの使い方をするので、そこはパズルゲームみたいで楽しいです。

転職のきっかけでもあった”Webデザイナーから一歩先に進みたい”や”商流の上からプロジェクトに参加していきたい”という想いからWebディレクターとして入社しましたが、Webデザイナーとして身に着けた色の理論やUX/UIの知識、SEOやCMSの知識もそのまま活かすことができていますし、今はまだ足りていないサイトの分析力やマーケティングの視野まで知識をもっと広げていけば、クライアントにとって、よりよいコンテンツの提案ができるのではないかと考えています。

そしてその提案が、サイトの枠を超えてサービスにも発展すれば、本当によいものがユーザーに届けられるかもしれない!というワクワク感があって、やりがいにつながっています。

――逆に大変なことはなんですか?

フリーランス時代は基本的にはプロジェクトのデザイン部分にのみ参加することが多かったのですが、ディレクターだと把握しておくべき領域がかなり広いのはやっぱり大変なところです。

予算、スケジュール、能力、環境、クライアントの状況や要望、商流、背景と目的etc……すべてがディレクターにとっては必要で重要な情報です。
全部が関連してくるので、後出しされたり自分に見落としがあればクライアントを不安にさせたり、実際にデザインやコーディングを行う現場が混乱することにも繋がります。

なので、いかに最初の段階でヌケモレなくまとめられるかの力量が試されているな、と感じています。

企業で働くことのメリットは”チームで働ける”こと

――最初に、フリーランスで大変だったところ、をお聞きしましたが、逆に会社員になった良いところ悪いところなどありますか?

やっぱりいいところは、人とチームで働ける楽しさですね。

フリーランスだと、どこかのプロジェクトに入ったとしても、なかなかチームの一員として人と一緒に切磋琢磨しながら働く……みたいなことが難しいです。

フリーランス時は基本自分でできる範囲でしか仕事がとれないし、目の前の仕事と横のつながりでなんとかする!みたいになってしまうと、成長が遅くなる……という人もいると思います。
会社だと……というかASUEではチャレンジもさせてもらえる環境だし、チームがあるからちょっとずつ背伸びをしながら仕事ができるし、だから成長できる、というのは入ってみて強く感じました。

他にもASUEだと、自分の考えとかを周囲に伝えたり勉強会を社内で実施したり、アウトプットする機会も多いのも嬉しいです。
もちろん、個人であってもいろいろアウトプットしようと思えばできますが、目の前の仕事で手一杯!みたいな状態にもなりがちで。

――なるほど……。

しかも相談する相手もいないし、決断は自分でするし、自由だけど、どうしてもフリーランスは孤独にはなるから、入社してみて周りに人がいて、相談もできて、っていう状況は本当にありがたいです。

楽しく明るい雰囲気作りを――難題があっても乗り越えられるように課内のムードメーカーに

――その他、仕事上で気を付けていることはありますか?

理想の状態としては、クライアントの意向、営業さん、制作現場、会社としての利益――など、全てのバランスがとれいている状態だと思います。
もちろん、なかなか思う通りにいかないことも多いですが、そうなるように心がけています。

例えば、社内外で関わる人すべてのみんなが気持ちよく、力を合わせてより最適なものを目指して一丸となって進むことができるよう、どうするのが1番スムーズでベストなのかを常に考えて動くようにしています。

社外であれば、制作物そのモノはもちろん大切ですが、受注から納品までのいろいろな工程にもお金をいただいているので、そこの体験のご提供もサービスの一つだと思って対応しています。

また、社内では――いろいろトラブルってあるじゃないですか。

――ありますね……。

そういう難題が起きたときに、みんながどうしようどうしよう……っていう空気になってしまったりすると、それだけで辛いじゃないですか。

元気で楽しく明るい雰囲気を作って、乗り越えやすい雰囲気を作れるように心がけています。

――実際、佐藤さんが入社してから制作課が前よりもずっと明るい雰囲気になったと評判です(笑)

ありがとうございます!!(笑)

キャリアプランはあえて考えていない――時代や業界の流れに合わせて、自分のスキルを掛け合わせて役立てたい

――最後に今後についてのお話を聞かせてください。キャリアプランはありますか?

正直に言うとありません。

ないというか、時代や業界の流れに合わせたり、世の中に必要とされるニーズへ合わせて、持ち合わせた能力の掛け合わせで、自分を新たにシフトさせていきたいと思っているので、あえて”○歳くらいで〇〇をする”とか、細かいキャリアプランを固めることはしていません。

今は名古屋で、Webディレクターが不足しているのと、マーケティングの視野を持ち合わせていない制作会社さんも多いので、「組織マネジメントができ、マーケティング視野をもつWebディレクター」というキャリアを30代で積んでいきたいな、という感じです。

ひとつでも多くのひと、グループを元気に楽しく前向きにしたい!

――今後の目標を教えてください。

ざっくりですが、自分の仕事ぶりでファンを作り、いつでもどこでも誰とでも、 楽しく仕事ができるひとになりたいと思っています。
もちろん、自身の仕事をしっかりとこなし、社内外での信頼を得て、結果を残し続けられるというのが前提ですが……。

ひとつでも多くのひと、グループを元気に楽しく前向きにする!」という自分のなかで決めている、人生目標があるのでそのために日々邁進してます。

――佐藤さんならどこでも誰でもそういう風にできそうな気がします。

(笑)

自分が楽しんでいないと難しいことだし、例えばWebディレクターになって経験するようになった「クライアントと現場のサンドイッチ」みたいな状況も勉強になるから楽しい!といつでも自分の状況を楽しんでいます。

「 大切なのは 自分のしたいことを自分で知っていることだよ 」

――最後に、現在就職活動中の方にメッセージをお願いします!

敷かれたレール上を走っていれば、一生涯を乗り切れる時代は終わりましたね!
これからの時代、生き抜くための武器は自分自身です!

人生は一回きり。
スケールの大きいことを言うと、自分はこの人生でが何をしたいか、なんのために働くのか――それを考えてみるといいのかな、と思います。
わたしの昔話が少しでもそのきっかけになれば嬉しいです。

わたしの好きな、スナフキンの言葉に「大切なのは自分のしたいことを自分で知っていることだよ」というのがあります。

あなたのやりたいことはなんですか?
もしそれがASUEでチャレンジできそうなことなら、ぜひ、自分のしたいことをするために、ASUEでチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人はこちら

広報のN村

ASUE株式会社の広報担当・広報のN村。 2016年に彗星のごとく現れWebコーダーとして入社し、フロントエンドを担当した後、文才を見出され広報に異動する。業務中は大体鼻歌を歌っている。

2019年12月31日まで、採用サイトからご応募いただいた方に採用お祝い金として10万円贈呈いたします

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