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会社の昼休みに歯医者に通い、親知らずを抜くに至ったわたしの話

こんにちは。ASUE株式会社の広報担当のN村です。
さて、今回はASUE株式会社の社内制度についてのお話です。

ASUE株式会社では、社員が安心して長く働けるような社内環境をしっかり作っていこう――という想いから、福利厚生や社内制度を充実させることに力を入れています。

今回はその中でも、「昼休み延長制度」についてお話したいと思います。

きっかけは2018年から始まった「歯科検診」

わたしはN村。ASUE株式会社で働くごく普通の女の子。
ある日、いつものようにツイートしたり文章を書いたりと仕事をしていると、常務の後藤に社員全員が集められた――あんなことが起きるとも知らずに。

「今年から、歯科検診を始めようと思う。」

後藤からの話は簡潔だった。

  • 今までは通常の健康診断とインフルエンザ予防接種のみだったこと
  • 健康的に長く生きるためには歯の健康についても考える必要があること
  • そのために、社員全員に歯科検診を受けてもらうことにしたこと

そして、約1ヶ月後に社内の会議室での歯科検診が行われたのだ。

平日は会社、土日は趣味に費やしてきたわたしと歯医者と機械音

わたしは小さい頃から歯医者が苦手だった。
あのキーンという頭に響く不快な機械音。虫歯になれば当然治療は痛い。

そして、大人になると趣味の観劇に費やす時間が増え、平日は会社で土日は東京まで行って観劇。たまに定期健診のために予約をとろうとしても、大抵は数か月後しか空いていない。
そんなことが続いて、わたしの足はすっかり歯医者から遠のいていた。

そこに、会社での歯科検診があった。
詳細は言わないけれど、あまりよくない結果がわたしに降りかかった。

ちょうど、平成最後の夏の、お盆休みが近づいていた頃だった。

「僕はすぐそこの歯医者に通っています。」と、Webマーケティング課の青山が言った。「土日もやってるから、行きやすいんですよ。」
会社から歩いて15分程度の、百貨店の上に入っている歯医者だった。

サイトを見ると、お盆期間でも診療をやっていた。わたしは社内での歯科検診が終わった直後に素早く予約をして、久しぶりの歯医者へと赴いたのである。

社内での歯科検診の数日後、詳しい検査をしてもらったわたしは、しばらく通院する必要があることがわかった。しかし、当時のわたしは土日の予定は年内数日しか空いておらず、平日の診療は夕方16時頃までだから退社後に行くのは難しい。

「1回の通院にどの程度かかりますか?」

「大体治療は30分くらいで終わりますよ。」
わたしの担当になった30代か、いっても40歳程度だろうというくらいの感じのいい男性の歯科医がにこやかにそう言った。

それを聞いて、わたしは決意したのだ――「昼休みで通おう。」と。

タイムリミットは90分――「昼休み延長制度」とは

わたしの所属するASUE株式会社には、「昼休み延長制度」という制度がある。

世の中には「平日の昼間」でなければできないこと――というものが存外存在している。
銀行に行ったり、役所に行ったり、「有給休暇」をとるほどじゃない――わたし個人で言うとそのために有給を消化したくないような――でも、仕事のある平日の日中しかできないこと、というのが存在しているのである。

病院に行くこともその一つだ。

そういう昼のちょっとした時間で済ませたい用事を済ませるために、通常60分の昼休みを30分延長して90分にできる――それがASUEの昼休み延長制度の正体である。
もちろん、病院や役所、銀行なんかだと不意に発生する待ち時間もあるので、便宜上90分となってはいるが、状況を自分の上長に伝えれば多少遅くなっても問題もない。病院の予約が昼にとれなかったら時間を通常の昼休みのタイミングからずらして休憩をとることも可能だ。

わたしは今まで、あまりこの制度を使っていなかった。
というのも、わたしは入社以来2年半になるが、一度だけインフルエンザでダウンしたことを除けば体調が悪くなったこともほとんどなかったし、入社直後に給与振込用の銀行口座を作りに銀行に行ったの以外はすべて1時間の昼休みの中に収めてきたのだ。

よく利用していたのはWebマーケティング課の青山で、彼は少しでも「体調が悪くなりそうだな…」という段階で、診療の予約をして病院に行き、悪化を阻止し続けていた。その結果、彼は入社以来ほぼ皆勤だったのだ。(このブログを書くにあたって聞いたところ、2017年の11月に一度遅刻した以外は入社以来皆勤らしい。)

2018年8月14日の朝、歯医者で通院の必要性を説かれたわたしは、そのことを思い出していた。

片道15分、往復で約30分。治療には30分と少し。ランチはデパ地下かコンビニで買えばいい。

これなら通院できる!!!

そうして、わたしの歯医者への通院の日々が始まったのだ。

※写真はイメージです

馬鹿と鋏は使いよう、昼休み延長制度と歯医者も使いよう

昨年12月、わたしの歯科治療にようやくひと段落ついた。
1週間から2週間に一回程度のペースで、昼休み延長制度を利用した。苦手な歯医者に通う自分へのご褒美はデパ地下で購入するネギトロ巻き。
従兄には「歯医者に通ってる人がネギトロ巻き買うなよ。」とお正月に言われたけれど、行くモチベーションの方がわたしには重要だった。

治療の最後、わたしが一番怯えていたものとついに対峙することとなった。親知らずだ。

右の上下と左の下の計3本の親知らずがわたしの口の中で暗躍していた。

「磨きにくいような生え方をしているから、抜いた方がいいと思う。」と担当の歯科医が言った。「このままだと虫歯にもなりやすいと思う。」

「……抜歯でお願いします。」

2018年12月13日。
ついにわたしは親知らずを二本抜いた。

後は、二週間後に残りの一本を抜くだけだ。

長かった治療の日々も、ようやく幕を閉じる。
今後は、メンテナンスのために定期的に昼休みに歯医者に行こう――と思っている。

最後に

ということで、以上が昼休み延長制度についてのお話でした。

わたしはASUEが一社目なので、他の会社さんでの歯医者への通いやすさがどの程度かはわかりかねるけれど、社員にとってありがたいこういう制度もあるよ!というご紹介までにご覧いただければ嬉しいです!

くだらない有給消化をしたくない(ex.体調不良)という意思をもって生きているから有休を使わずにこういう道を選んでいるだけで、有休をとりたいときは普通にするすると取れる会社ではあると思うので(もちろん歯医者に行くから半休でもなんでもいい)、仕事も趣味も全力!という方のご応募をお待ちしております。

この記事を書いた人はこちら

広報のN村

ASUE株式会社の広報担当・広報のN村。 2016年に彗星のごとく現れWebコーダーとして入社し、フロントエンドを担当した後、文才を見出され広報に異動する。業務中は大体鼻歌を歌っている。

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