就活生の方からよくあるご質問――「ASUEではどうやって仕事を覚えるの?難しいの?」という話
こんにちは!
ASUEの広報、N村です。
今回のブログでは、実際にASUEに入社した後、どのような流れで業務が始まるか……というのをご紹介したいと思います。
というのも、新卒向けの就職説明会アンケートで、「専門的過ぎて難しそう」というご意見をいただいたからです。
もちろん、ASUEは「仕事が簡単」なわけではありません。
ですが、入社時に専門的な知識やスキルが必要!というわけではありません。
適性ややる気・向上心は必要な仕事ではありますが、新卒採用での入社や未経験での入社であっても活躍している社員は多くいます。
ということで、実際に入社前にどのような準備が必要かや入社してからどのように仕事を覚えて実際に業務を進めていくか、ASUEの業務に向いているタイプ――などなど、よくあるご質問をご紹介したいと思います。
Q1. 入社前に必要な勉強ってありますか?
入社後の流れを説明する……と言ったのに、いきなり入社前の話で恐縮ですが、よくご質問をいただくので念のため。
Webマーケティング課であれば、これと言って必要な資格やスキルはございません。
※制作課であれば一通りのWeb制作スキルが必須になります。
入社にあたって必要なことは
- いろいろな情報を収集する能力
- 考え続けることが好きまたは得意である
の二点です。
この前者の情報収集については下記の記事に詳しく書いてあるので、よかったらこちらも併せてご覧くださいませ。
また、新卒説明会などでこちらの質問をされた際に先ほど紹介したナガオカくんは、
時間の使い方を知っておくべき!
時間の使い方には「消費」「浪費」「投資」の3つがあって、そのバランスを考えられるといいと思う。
ということも言ってました。
Q2. 入社後の研修はどのような形ですか?
どこの会社でも、新卒・中途関わらず入社直後は多かれ少なかれ社内についての説明だったり、研修だったり……という時間があると思います。
例えば大手の企業さんであれば、新卒入社後一定期間の研修の後に配属される――ということもありますよね。
ASUEではどのように新入社員の研修を行うかというと、所謂OJT研修という形で行っています。
OJT研修とは「On the Job Training」研修の略で、実務に取り組みながら仕事を覚えていく形態の研修方法です。
入社後、初日に社内の制度や設備について等の説明を受けた後は、運用型広告とWebマーケティングについての基礎的な部分について動画講座を見たり先輩社員から説明を受けたりしながら実際の業務に入ります。
最初のうちはメールの書き方や社内でのチャットでのやりとり・報告の仕方等のビジネス上の基本的なことも教えてもらいながら仕事をしていただきます。
具体的には下記のような流れになります。
1.マーケティング、広告、使用ツールの概要を知る
マーケティングの概要を学んだり、教育担当になった先輩社員から広告や業務で利用するツールについて一通り説明を受けます。
特に、ASUEでメインで行う運用型広告の運用代行業務では、リスティング広告や各種SNS広告、ディスプレイ広告などいろいろな広告についてやマーケティングの専門用語(CV, CPAなどのアルファベットの略語も多い)など、前提として知っておくべき知識が多くあるので、その辺りのことも学んでいきます。
最初にざっくりとした説明を受けて、実際にクライアント企業様の案件を使って業務を学ぶ前の下準備をしておきます。
2.実際に配信している案件を使ってターゲティング方法、広告文を考える練習をする
1のように説明を聴くだけではなく、実際に配信を行っている案件を利用してターゲティング方法や広告文を考えることを練習します。
「説明したのでじゃあすぐこれをやってください!」というような丸投げ状態でお任せするわけではなく、教育担当の先輩社員が内容をチェックしながらルールやコツ等のアドバイスをします。
具体的には3C分析やSTP分析を利用したクライアント企業様の商材や競合等の市場の調査を行ったり、商材のニーズや訴求点の洗い出しをして、広告文を考えたり、キーワードの作成を行います。
Webマーケティングや運用型広告の仕事をするにあたって、「誰に」「何を」届けるか――ということを考える部分が、この先もずっと大切になってくる部分です。
3.実際に配信している案件を使って配信の設定を覚える
考えた広告文の内容でOKが出たら、実際に配信を行っていきます。
管理画面の操作方法、実際の設定で気を付けないといけない部分などを覚えながら、実際に自分で操作して配信設定をします。
4.ツールの使い方を覚える
業務で使うATOM(運用型広告管理ツール)、GTM(Google Tag Manager)やGA(Google Analytics)等のツールの使い方を覚えます。
5.先輩の案件のサポート担当として運用する
先輩社員のサポートとして、日々の運用状況のチェックを行い、実際に配信している広告内容の調整や予算の管理を行います。
ASUEではご依頼いただいたクライアント企業様から広告費と運用の代行をするための手数料をいただいて、クライアント企業様のお金をお預かりする形で広告を配信しています。なので、日々の細かいチェックや調整も大切になってきます。
成果が悪い……という場合は、ターゲットや広告を見なおしたり、新しい配信先を検討するなど、改善方法を考えます。
また、月初には前月の運用状況をまとめたレポートをクライアント企業様に提出するので、研修期間にレポートの作成方法も覚えていきます。
6.クライアント企業様にメールを送る
クライアント企業様にお送りするメールの作成を行います。最初のうちは内容を先輩社員がチェックします。
7.クライアント企業様の電話対応、MTG対応
サポート担当に入るクライアント企業様には電話や、先輩社員も一緒のMTG(訪問またはWeb上)でご挨拶をします。
その後は運用時に必要な連絡を自分でも行います。
管理画面上でのCV(コンバージョン:Webサイト上の成果のこと。お問い合わせ数や購入完了数などを指すことが多い)数と実際に売り上げなどに繋がっているかを確認して、広告の成果がきちんとクライアント企業様の目標に合っているかどうかをしっかりヒアリングして確認していくことを大切にしています。
8.自分の担当を持って、クライアント企業様と一緒に成果をあげる方法を考えていく
教育担当の先輩社員から担当案件を持っても問題ない、という判断が出たら、サポートではなく自分の担当を持ちます。
クライアント企業様のWebマーケティング戦略を支えるよきビジネスパートナーとなって、成果を上げる方法を考えていきます。
Q3. OJT研修で放置された…という話を聞くことがあるから不安
入社してみないとわからないことではあると思いますが、ASUEではそういうことはないので大丈夫です。
実際に、入社後すぐに未経験の社員をいきなり実務に……ということは、ASUEのサービスの質を落とすことに繋がってしまい、企業理念である「感動をとどける」からもずれてしまいます。
実際にWebマーケティング課では、
という感じになります。
先日もわたしの隣で新入社員にミヤタが業務を教えていましたが、教育担当社員のミヤタが教育すべき項目(このブログを書くにあたって見せてもらったら90項目くらいあった)のシートに沿って教えていき、それが終わらないと独り立ちできないようなので、しっかりと教えてもらえると思います。
ちなみにそのシートがこちら……
学習段階ごとに細かく項目があって、大体1-2ヶ月程度かけてこのシートを潰していく感じになります。
Q4. 誰でもできる簡単な仕事?
未経験や新卒であっても、元々特別なスキルを持っている…というわけでなくても、やり方を覚えればできる仕事ではあります。
実際に未経験/新卒で活躍している社員のインタビュー⇒
【18新卒】新卒一年目にしてWebマーケティング課サブリーダーになった僕――「目標は自分の名前で仕事をもらえる人になることです」
「ボコボコにされたいんです!」――未経験の20代女子が運用型広告コンサルタントとして活躍するまで
ですが、簡単だったり楽――というわけではありません。
お客様の予算をお預かりして広告を配信するため、もちろん成果を求められる仕事です。
広告の配信や日々のチェックなど作業的な部分は覚えればできる業務ですが、改善等を「考える」業務がとても大事で向き不向きのある部分です。
また、Web業界は変化の激しい業界なので、決まった仕事をしていたい!という方には向かない仕事かもしれません。
Webマーケティングの仕事が向かないかもしれないタイプ
- 決まった仕事だけをやりたい
- 自分で情報とかを調べるのは面倒
- なんでも「教えてください!」という受け身な姿勢な人
- 変化するものは苦手
- あれこれ深掘りして考えることは苦手
- 他人の行動に興味がない
※一例です
Webマーケティングの仕事が向いているかもしれないタイプ
- 変化する方が刺激があって楽しい!好き!と思える
- 気になることはすぐ調べたり情報を集めたい
- 自分で能動的に動きたい
- 深く考えることが好き
- 他人がどういう気持ちで行動を起こしたか、というのを考えてしまう
※一例です
Q5. わからないことはなんでも聞けばいいの?
最初にお伝えした通り、未経験や新卒であってもできる仕事です。
当然、わからないことはたくさんあるでしょうし、必要なことはきちんとお教えします。先輩社員や上司も、質問されればきちんとお答えします。
ですが、心構えとして大切なことがあります。
「わからないから聞けばいい」「思いつかないなら聞けばいい」という姿勢だと、大変な仕事だと思います。
教えることがたくさんあることからもわかる通り、Web広告の運用をするというのにはやることがたくさんあります。その中で特に大切なのが「深く考えること」です。
そしてそれをしっかりとやっていくためには自分から能動的に動いていく姿勢がとても大切なのです。
ダメな質問の例
1. ちょっと調べたらわかる内容
Googleで調べたらさっとでてくるようなことは自分で調べましょう。
2. 「考えずに」質問
例えば、運用の改善案をお客様に出すから考えなくては……というときに何も考えずに「どうすればいいですか?」はやめましょう。
「○○がいいと思うけどどうですか?」とか、「××を考えたけど△△のような問題があるのですが、何かアドバイスをください」とか、一度自分で考えた上で「相談」をするのがベストです。
ちゃんと自分でも考えましょう!というお話なだけであって、質問自体がダメなわけでは当然ありません。
例えばミスをしてしまってお客様からお叱りを受けてしまった…や、何か業務上困ったことがあればそれはもちろん上司や先輩に相談してほしいです。いろいろなことを相談しにくいことがないような社内の雰囲気作りも会社としてやっています。
特に最初のうちは質問せずにミスをしてしまうよりも、わからないことはどんどん質問してもらって、ミスをしなかったり仕事を覚えることの方が大切です。
その上で、言われたことを言われただけやるような仕事の仕方ではなく、自分で考えて能動的に動ける人がいいよ!という感じです。
まとめ
- 仕事のやり方等は教育担当の先輩社員教えてもらえる
- OJT研修だからと言っていきなり一人で実務を担当……というわけではない
- ただ、なんでも「聞けばいい」という受け身の姿勢の人にはあまり向かない
未経験や新卒だから……と、過度に構える必要はありません。
働きやすい職場環境を作っている会社でもあるので、仕事を楽しみたいし全力投球したい!という方には、働きやすい良い環境だという自負もあります。
充実した仕事をしたい!Webマーケティングの仕事をしてみたい!Web広告(リスティング広告やSNS広告など)に興味がある!という方はぜひASUE株式会社にご応募していただければ嬉しいです。
この記事を書いた人はこちら
広報のN村
ASUE株式会社の広報担当・広報のN村。 2016年に彗星のごとく現れWebコーダーとして入社し、フロントエンドを担当した後、文才を見出され広報に異動する。業務中は大体鼻歌を歌っている。